サブダイヤルとは、時計のメインダイヤル内に設けられた小さな補助文字盤で、基本的な時・分以外の追加情報を表示するために使われます。クロノグラフでは経過秒・分・時間を表示し、GMT時計では第2時間帯を表示します。また、通常の秒表示を備えた時計では秒表示をメインダイヤルから独立させるために使われ、独立した表示部を必要とする複雑機構にも用いられます。サブダイヤルの大きさ、位置、仕上げはリファレンスごとに固有のデザイン要素です。時計の視覚的な特徴の一部であり、QC評価における主要な比較ポイントでもあります。
レプリカ時計では、サブダイヤルの品質をメインダイヤルと同じ基準、すなわち印刷の鮮明さ、色の正確さ、インデックスの整列、表面仕上げで評価します。さらに、サブダイヤルの配置と大きさがリファレンスの寸法・配置に正確に一致している必要があります。ハイエンドグレードでは、サブダイヤルが正しい位置と大きさで配置され、メインダイヤルと同じ水準で仕上げられています。低いグレードでは、サブダイヤルの中心ずれ、表示部のサイズ違い、メインダイヤルとサブダイヤルの表面仕上げの不統一がよく見られる不良で、正面からのQC写真で確認できます。
実際の使われ方
- サブダイヤルの配置精度は、最も重要な品質チェック項目です。各サブダイヤルの中心は正しい位置にある必要があります。通常、クロノグラフのリファレンスでは3時、6時、または9時位置、通常の秒表示用サブダイヤルを備えたリファレンスでは6時位置です。中心が目に見えてずれていたり、指定位置よりわずかに高い、または低い位置にあったりするサブダイヤルは、文字盤製造時の公差不良であり、どの正面QC写真でも確認できます。
- メインダイヤルに対するサブダイヤルの大きさは、リファレンスごとに異なります。各サブダイヤルの直径は定められたデザイン要素であり、メインダイヤルの直径に対して大きすぎる、または小さすぎるように見える場合、そのリファレンスの比率とは一致していません。この比率は、QC写真を同じ縮尺のリファレンス画像と直接比較すると、最も確実に確認できます。
- サブダイヤル内のインデックスや数字の品質には、メインダイヤルと同じ基準が適用されます。文字は鮮明で、数字の間隔は正しく、サブダイヤルのインデックスに夜光塗料が施されている場合は、メインダイヤルの夜光と一貫している必要があります。サブダイヤル内の印刷が不鮮明だったり、インデックスの間隔が不均一だったりする場合、メインダイヤルよりも製造精度が低いことを示します。
- サブダイヤルの表面仕上げは、メインダイヤルの仕様と一致している必要があります。マット仕上げのメインダイヤルにサンバースト仕上げのサブダイヤルを組み合わせたり、サンバースト仕上げのメインダイヤルにマット仕上げのサブダイヤルを組み合わせたりするのは、仕上げの仕様上の誤りです。サブダイヤルとメインダイヤルの表面処理の関係はリファレンスごとに定められており、ダイヤル全体のデザインの一部です。
- サブダイヤル内の針は、そのサブダイヤルの大きさに合った比率である必要があります。クロノグラフのスモールセコンド針がサブダイヤルのチャプターリングを越えていたり、短すぎて外周の目盛りに届かなかったりする場合、そのサブダイヤルに対して適切なサイズではありません。サブダイヤル内の針の長さは、接写のQC写真で評価できる細部の品質指標です。
関連用語
ダイヤル · インデックス · ルハウト · サファイアクリスタル · 反射防止コーティング · ケースサイズ
次に読むガイド
QC写真でサブダイヤルの品質を評価する方法を含め、レプリカ時計のダイヤル仕様全般については、こちらをご覧ください:レプリカ時計のダイヤルガイド